WBSC U-23ワールドカップがメキシコで開幕した。侍ジャパンU-23代表、すなわちU-23日本代表は不参加である。前身大会の21Uワールドカップでは田口麗斗、桜井俊貴、上沢直之、山岡泰輔、近藤健介、鈴木誠也などが。U-23になってからは安樂智大、乙坂智、真砂勇介、種市篤暉、安田尚憲、周東佑京などが出場している。
また、この大会から7イニング制となった。とにかくこの状況下での国際大会は貴重である。
二つのグループに分かれて戦うオープニングラウンドの1日目。結果は以下のようになった。
グループA
🇩🇪ドイツ 0―7 🇹🇼台湾
🇨🇿チェコ共和国 5―1 🇲🇽メキシコ
🇨🇺キューバ VS 🇩🇴ドミニカ共和国
雨天順延
番狂わせ、いわゆるジャイアントキリングというやつはチェコ対メキシコだろう。ホームアドバンテージがあり、トップチームは東京五輪に出場し、前大会のチャンピオンであるメキシコにチェコ共和国が勝利したのである。チェコは、ヨーロッパの強豪国を大陸予選で蹴散らしての出場である。今大会注目のチームとなった。
もう一試合の台湾とドイツは、台湾が順当に初戦を勝利で飾った。
グループB
🇵🇦パナマ 1―7 🇨🇴コロンビア
🇳🇮ニカラグア 6―4 🇰🇷韓国
🇳🇱オランダ 4―9 🇻🇪ベネズエラ
グループBでもジャイアントキリングが起きている。ニカラグア対韓国である。世界野球ランキング2位の韓国が、同14位のニカラグアに敗れた。ニカラグアもチェコ共和国と同様に大陸予選を勝ち抜いたチームである。負けた韓国はアジア予選がなかった。
その他ではコロンビアとベネズエラが初戦に勝利している。
今回は新型コロナ感染拡大の影響で不参加の国があり、メキシコ開催ということでアメリカ大陸の出場国が多くなっている。これがどう影響するか、である。
U-23 Baseball World Cup: Best of Day 1#U23WorldCup 🇰🇷 🇲🇽 🇩🇴 🇳🇱 🇻🇪 🇨🇺 🇵🇦 🇳🇮 🇨🇴 🇨🇿 🇩🇪@baseballsport @ctba @FedebeisOficial @FCBeisbol @CubanaBeisbol @FedobeRD @selebeisbolnic @BaseballCzech @MexicoBeis @PROBEISMX @CONADE @HonkbalSoftbal @FEVEBEISBOL pic.twitter.com/C9TFWAZA0O
— WBSC ⚾🥎 (@WBSC) 2021年9月24日