現在、WBSCが東京オリンピック2020の日程に合わせて絶賛配信中のOlympic Rewindシリーズ。懐かしい、というか初めて見る試合もあり、非常に面白いのである。まだWBCもプレミア12もなかった時代だ。2000年シドニー五輪以前はプロ選手も出場していないわけだが、オリンピックが野球の国際大会の最高峰であった。
というわけで、このブログとしてはやはりユニフォームに注目したい。WBCではアジア勢以外の多くの国がマジェスティック社製のユニフォームを着用していて、デザインが没個性なのは否めない。各国のカラーは出ているが基本デザインは同じのものが多い。だが過去のオリンピックを見てみると非常に個性的で、今から見ると予想外の色使いだったりして愉しいよ。やはり侍ジャパンのユニフォームだけでなく、世界各国の代表ユニフォームを紹介しなくてはな。こういう記事を書いているときが一番楽しい。大人は楽しい。単純なんだよすべての仕組み。難しく見えるのは子供だからだ。
2000シドニー五輪
キューバ代表
今回のラインナップでは最も直近のシドニー五輪だが、やはり今のキューバ代表のユニフォームとはだいぶ印象が異なるデザインである。カラーが落ち着いてる。モデルはオマール・リナレス。シドニーはリナレス最後の五輪だった。
オランダ代表
今回一番驚かせていただいたのがオランダ代表のユニフォームである。今の黒とオレンジを基調としたデザインを考えると、もはやどこの国かわからない。ニューヨーク・メッツみたいだ。
1996アトランタ五輪
韓国代表
韓国代表のユニフォームは今は白と青が基調となっているが、この頃は白と紺だった。つまり日本と同じだったわけだ。それが嫌で変えたのか?アテネ五輪の予選となるアジア選手権札幌大会まではこんな感じのユニフォームだった。
イタリア代表
イタリア代表はあまり変化を感じない。カラーも青と白でサッカーと同じだ。変わらない、というのもいいことだ。やはり伝統は大事だ。
1992バルセロナ五輪
スペイン代表
バルセロナ五輪、ということで開催国枠で出場したスペイン代表である。あまり馴染みのないスペイン代表のユニフォームだが、イタリア同様に大きな変化はない。
アメリカ代表
今よりシンプルなデザインのアメリカ代表のユニフォームである。なかなかいい。モデルとして登場していただいたのは、表示されているようにジェイソン・ジアンビーである。きゃ。痩せてる。
一人一人がそれぞれの場所で踏ん張るんだ!がんばらない!怠けないこと!
そんな感じで。