くたばれコロナ!とりあえず小さくたって大きな声で叫ばなければ気がすまぬ。昨日も今日も。
いつもより短いシーズンだったが、その削られた期間以上に短く感じた。というか今年という一年がとても短かかったと思う。まだ2ヶ月くらいあるけど、そんな気がするわけです。ライオンズが終了したからかな。色々とあったね。逆を言えば色々となかった一年だね。
というわけで久しぶりに侍ジャパンの、すなわち野球日本代表のレプリカユニフォームである。今回のユニフォームは侍ジャパンにとってはターニングポイントとなる歴史的なユニフォームで、そこには色々と重要なことがあるわけである。
2013WBCの後、侍ジャパン、すなわち野球日本代表は色々と改革が断行され、その一つとして、それまでは実現していなかった代表チーム各カテゴリーの着用ユニフォームの統一が決まった。なんとまあ、そんなことすら実現が容易ではない競技だったというわけだ。
SAMURAI JAPAN
Japan Baseball National Team Replica Jersey
2015 WBSC PREMIERE 12 Home
2013年10月に侍ジャパン・トップチーム監督に小久保裕紀が就任した。それに伴って一新されたのが今回のユニフォームである。日本野球のナショナルチーム伝統の縦縞ユニへの回帰である。
この胸の「JAPAN」レターは、1931年の日米野球で代表チームが使用したユニフォームの「NIPPON」レターの花文字というやつを、実に80年以上の時を経て継承したデザインなのである、ということは以前にも書いた。大事なことなのでもう一度書いた。
さりげない左胸の日の丸も、小さくはなったが伝統の縦縞ユニの継承だ。
ミズノである。最後のミズノである。
いや、最後ではなかった。
右袖には、新たにデザインされた侍ジャパンのプライマリーマーク。このマークがずっと継承されていくことを望むんだ。
ミズノのタグ。さらばミズノ。
牧田である。2013WBCにつづき、二度目の購入となった。今となっては複雑な気持ち。
プロコレの背襟にはこのプレミア12のロゴがついている。レプリカユニフォームにはついていない。省略されてしまったのだ。
プロコレを買う金がなかったので、今回のユニはレプリカしか持ってない。だからプレミア12ユニ感が薄い。この大会ロゴのためにプロコレもきっと買うよ。いつか買うよ。
で、最後に大事なことをひとつ。侍ジャパンのレプリカユニフォームにとって大事なことを。
2009WBCのときのユニフォームから侍ジャパンは「JAPAN」や日の丸などを刺繍から印刷に変更してしまった。考えてみれば野球日本代表を侍ジャパンと呼ぶようになったのは2009WBCからなので、侍ジャパンは印刷ユニフォームで始まったと言えるわけだ。こうして選手仕様のユニフォームは印刷になったが、物販用のレプリカユニフォームは刺繍で販売されていた。五郎にとっては嬉しいかぎりで、機能性のために選手仕様が軽量化していくのはやむを得ないのだろうが、やはり刺繍による「JAPAN」レターの美しさ、重厚感は捨てがたいのだ。
それをレプリカだけでも継続してくれていたのは素晴らしいことだった。まあ、そんなことを考えてのことではないだろうが。でもその刺繍レプリカもこのユニフォームが最後となってしまったのである。という哀しい報告。
一人一人がそれぞれの場所で踏ん張るんだ!でも頑張らない!怠けないこと!
そんな感じで。