新型コロナウイルス感染拡大の影響で、もちろん野球だけのことではないが、各カテゴリーの国際大会が延期・中止となっている。そのような状況下において、侍ジャパンのスローガン「全世代結束」を改めて掲げるようだ。プロジェクトの第1弾として、トップチーム稲葉監督が出演するプロモーション映像をYoutubeなどで公開した。
映像では「2020年を失われた1年なんて呼ばせやしない」というメッセージを発信。さらに「夢はどこかに消えたんじゃない。形を変えて待っているんだ。1億人の円陣を組もう」と力強く結束を呼びかけている。この動画は12球団の本拠地球場やアマチュアの各大会でも放映される。
プロジェクトでは、トップチームの稲葉監督出演のプロモーション映像の放映、公式Youtubeでの定期的な配信が行われる。
次回は9月7日(月)18時から配信。稲葉監督が出演し、東京五輪への意気込みを語る。その後も侍ジャパンのコーチ・OBの出演、トップチーム選手のアンダー世代時の秘蔵映像などを配信予定。
とにかくやることがないので大変である。やることがないのに大変、というのも変だが、やはり稲葉監督も大変だろう。そもそも東京オリンピックが無事に開催されるかどうかもわからない。仮にやるとしても強化試合を組むこともできない。レギュラーシーズンが行われているだけマシと言えるが、あらゆることが不透明で、これといってやることもなく、それでも一年間はモチベーションを維持しなくてはならない。もちろんあらゆる競技の選手がそうなわけで、あらためて、大変だなと思ったりするのである。
スポーツメーカーのCMのような動画だが、まあカッコいい。第1弾ということで稲葉監督なわけだが、できれば監督の露出は最低限に抑えて各カテゴリーの選手メインにしてほしい。でもまあ、トップチーム選手のアンダーカテゴリー時代の秘蔵映像は楽しみである。
一人一人がそれぞれの場所で踏ん張るんだ!でも、がんばらない!怠けないこと!
そんな感じで。