侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームなどに関する二、三の事柄。基本的には月曜、木曜更新です。

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【侍ジャパンU-18代表からプロ入りした選手たち 後編】

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2015年侍ジャパンU-18代表

第27回WBSC U-18ワールドカップ

投手
佐藤世那(仙台育英)→オリックス
成田翔(秋田商業)→千葉ロッテ
高橋樹也(花巻東)→広島
小笠原慎之介(東海大相模)→中日
髙橋純平(岐阜商業)→福岡ソフトバンク
森下暢仁(大分商業)→明治大学→広島

捕手
郡司裕也(仙台育英)→慶應大→中日
堀内謙伍(静岡高)→東北楽天

内野手
平沢大河(仙台育英)→千葉ロッテ
宇草孔基(常総学院)→法政大学→広島
清宮幸太郎(早稲田実業)→北海道日本ハム

外野手
オコエ瑠偉(関東一高)→東北楽天

代表20選手中12選手がプロ入り。
トップチーム召集選手→成田翔、オコエ瑠偉
このチームが出場したU-18ワールドカップは初の日本開催であることと、1年生の怪物・清宮幸太郎が選出されたことで大いに注目を集める大会となった。また、今年のドラフトで指名された大学生では森下と宇草がこのチームの一員である。
同世代で選出されなかった選手では愛斗などがいる。
大学へ進学したチームメイトが即戦力として、再び同じ土俵に上がってきた。それだけの時間が経過しているのだ。そろそろ高卒組は結果を出さなければならない時期にきている。

 

2016年侍ジャパンU-18代表

第11回BFA U18アジア選手権

投手
寺島成輝(履正社)→東京ヤクルト
藤嶋健人(東邦高)→中日
堀瑞輝(広島新庄高)→北海道日本ハム
藤平尚真(横浜高)→東北楽天
高橋昂也(花咲徳栄高)→広島
今井達也(作新学院)→埼玉西武
島孝明(東海大市原望洋高)→千葉ロッテ

捕手
九鬼隆平(秀岳館高)→福岡ソフトバンク

内野手
松尾大河(秀岳館高)→横浜DeNA

外野手
鈴木将平(静岡高)→埼玉西武

 

代表18選手中10選手がプロ入り。
トップチーム召集選手→堀瑞輝
多少結果を出しはじめている選手が何人か、という程度でまだまだ発展途上の世代である。寺島と大河は昨年のU-23ワールドカップの代表チームに選出されて着実に国際大会の経験値を積み上げている。今後が楽しみである。
同世代で選出されなかった選手としてプレミア12で大活躍した山本由伸や、千葉ロッテの成長著しい種市篤暉などがいる。

 

2017年侍ジャパンU-18代表

第28回WBSC U-18ワールドカップ

投手
清水達也(花咲徳栄)→中日
櫻井周斗(日大三高)→横浜DeNA
田浦文丸(秀岳館)→福岡ソフトバンク

捕手
中村奨成(広陵高)→広島

内野手
西巻賢二(仙台育英)→東北楽天
清宮幸太郎(早稲田実業)→北海道日本ハム
安田尚憲(履正社)→千葉ロッテ
小園海斗(報徳学園)→広島

外野手
伊藤康祐(中京大付中京)→中日
増田珠(横浜高)→福岡ソフトバンク
藤原恭大(大阪桐蔭)→千葉ロッテ

 

代表20選手中11選手がプロ入り。
トップチーム召集選手→なし
高校通算本塁打記録をもつ清宮幸太郎と、甲子園最多本塁打記録をもつ中村奨成がいるチームである。さらに同世代で選出されなかった選手として、高卒2年目で36本塁打を放った村上宗隆がいる。将来の侍ジャパントップチームの主軸を担うべき逸材が眠っている。すでに手が届きかけている選手もいる。珍しく投手より野手に期待がもてるチームである。

 

2018年侍ジャパンU-18代表

第12回BFA U18アジア選手権

投手
柿木蓮(大阪桐蔭)→北海道日本ハム
渡邉勇太朗(浦和学院)→埼玉西武
吉田輝星(金足農業)→北海道日本ハム
市川悠太(明徳義塾)→東京ヤクルト
奥川恭伸(星陵)→東京ヤクルト

内野手
根尾昂(大阪桐蔭)→中日
小園海斗(報徳学園)→広島

外野手
藤原 恭大(大阪桐蔭)→千葉ロッテ

代表18選手中8選手がプロ入り。
トップチーム召集選手→なし
まだまだ記憶にも新しい、金農旋風が吹き荒れた年である。タレント揃いでなかなかいいチームではないかと思われたが、それでもアジア3位である。プロ入り後もまだまだ結果は出てないが、投手陣にも内外野にも逸材がいるチームである。

 

2019年侍ジャパンU-18代表

第29回WBSC U-18ワールドカップ

投手
佐々木朗希(大船渡)→千葉ロッテ
奥川恭伸(星稜)→東京ヤクルト
西純矢(創志学園)→阪神
前佑囲斗(津田学園)→オリックス
宮城大弥(興南)→オリックス
浅田将汰(有明)→横浜DNA

捕手
水上桂(明石商)→東北楽天
山瀬慎之助(星稜)→巨人

内野手
武岡龍世(八戸学院光星)→東京ヤクルト
石川昂弥(東邦)→中日
韮澤雄也(花咲徳栄)→広島
遠藤成(東海大相模)→阪神
森敬斗(桐蔭学園)→横浜DNA

 

代表20選手中13選手がプロ入り。
今年のドラフトで指名された選手たちである。まだ何もしてないが令和の怪物と称される佐々木朗希と甲子園、U-18W杯で活躍した奥川恭伸らを中心としたチームである。

 

2011年以降のU-18代表チームからプロ入りを果たした選手は全体の約33%である。大学代表からの数字が約58%であったことを考えるとさすがに低い。もちろん大学代表からのプロ入りが即戦力を期待されていることを考えると、当然のことに高卒選手でこの数字は低い数字ではない。さらに一度でもトップチームに選出された選手の割合は15%である。これは大学代表からプロ入り後にトップチーム入りした選手10%よりも高い数字である。興味深い数字である。

だが、すでに引退してしまった選手もいる。わずか3年で引退の決断をした選手もいるのである。厳しい世界といってしまえばそれまでだが、どうにか才能のある若者たちの可能性を少しでも広げてほしいものである。