侍ジャパンは東京オリンピックの延期が確実になったことを受け、トップチーム稲葉篤紀監督に来年の東京五輪開催までの契約延長を要請する方針であることが分かった、って当然だよな。
稲葉監督は今夏の東京五輪までの契約だったが、東京五輪の延期が確実となったことで契約の見直しが必要になったというわけだ。侍ジャパン強化委員会委員長のNPB井原敦事務局長は指揮官の意向を尊重しながらも契約延長を希望している、って当然だよな。
稲葉監督は17年7月に侍ジャパン・トップチーム監督に就任。同年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップで優勝。18年はU-23代表監督も兼任し、WBSC U-23ワールドカップで準優勝。トップチームでは日米野球で5勝1敗と大きく勝ち越した。昨年11月のWBSCプレミア12では苦しみながらも侍ジャパンに09WBC以来となる、10年ぶりの世界一をもたらした。というわけで監督未経験ながらなかなかの実績を積んでいる。続投を要請するのは当然だろう。というか、いまさら就任してくれる変わり者もいないだろう。
続投が決定となれば、侍ジャパン監督歴代最長の就任期間4年となる。来年3月には2021WBCも開催予定である。延長が可能ならこのまま今年は2021WBCの準備にあててもらおう。こうなったらプレミア12、WBC、オリンピックと野球3大タイトル全制覇を成し遂げてほしい。予定どおりなら10月にWBSC U-23ワールドカップ2020も開催されるのだ。また監督を兼任して周東のような選手を発掘してほしい。
野球の国際大会というと、メジャーリーガーが出場するWBCだけでいいという声もあるが、僕としてはメジャーリーガーが出場しないプレミア12とオリンピックも重要だと思っている。野球のグローバル化のためにも、メジャーリーガーがいない国が激突できる国際大会が必要なんじゃないかと思ってる。それはそれでおもしろいしね。
がんばらない!怠けないこと!
そんな感じで。