アロー。
令和3年6月17日の日刊スポーツ。
新型コロナ感染拡大の影響で、前代未聞の延期となった東京オリンピック。延期でも開催するのならまあいいさ、と思ったがまさかの無観客。
東京オリンピック野球競技のチケットが当選した身としては、絶望的な気持ちになった。
でもまあ開催するだけまだいいか、そう思うしかなかったな。
さらなる悪夢が個人的には待っているのだけど。
色々な意味で歴史に残る大会となった東京五輪出場の、侍ジャパンメンバーの記事である。
一面を飾ったのは田中将大である。今思えば、WBC2023のダルビッシュのような役割だったのだろうが、やはり年齢的に同年代の大野雄大、坂本勇人、柳田悠岐らがいたので実際は知らんがあんまり引っ張ってる感じはなかった。
まあメンバー唯一の、北京五輪を知る男であったことは貴重だとは思うのだが、いくらなんでも「マー自覚侍大将」はないだろう。
それにしても安楽の一件があったので、この一面も少し虚しさを感じる。
サトテル、宮城大弥、岡本らの落選もあり、メンバー発表時は批判もあった。でもまあ、今考えるとサトテルと宮城は時期尚早だった気もするし、岡本は色々と被るので、なんやかんや結果で黙らせたのでいいのではないか。
個人的には、チケット当選したのに無観客開催という拷問のような展開で、さらには東京五輪が開催して間もなく自身もコロナに感染して、さらに重症化してテレビ観戦もままならぬ状態になっていた。
色々と複雑な東京五輪である。