アロー。
平成20年8月20日のスポーツニッポン。
北京オリンピックまでは野球競技の出場国は8チームで、予選リーグで総当り、すなわち7試合を戦い、上位4チームが決勝トーナメントに進出するシステムだった。
東京オリンピックでは出場国は6チームで、決勝に進出しても5〜7試合である。侍ジャパンは無傷の5連勝で金メダルを獲得した。やはり少し物足りなさを感じたのも事実だ。
というわけで今日は北京オリンピック決勝トーナメント進出をかけた中国戦。
ストレス発散コールド、というのもなんだか下品な感じがしないでもないが、ここで中国戦というのもプレッシャーも少なく幸運だった。
それにしても北京オリンピックでは選手よりも星野監督が目立つ。とにかく目立つ。正直なところ誰が戦っているのだと思ってしまう。
先発は涌井秀章。このときはまだ埼玉西武ライオンズの選手だったんだ。
7回コールドだが2安打完封のナイスピー。中継ぎ陣を休ませることもでき、非常にいい形で予選リーグ最終戦に望むのだが、まあ、あれがこれになりながら星野ジャパンは最悪の結末に向かって前進あるのみなのであった。