侍Jメンバー発表:トーチュウ
もはや情報ダダ漏れ。SNSで全部わかっちゃってる。ときめくこともない。それでも侍ジャパンのメンバー発表という儀式は続いている。
ありがたいと言えばありがたいし、もういいんじゃないかと言えばそうでもある。
けれども一面にしてくれたのは、やっぱりトーチュウだけだった。他紙はどうした。
正気か。
野球が息をしてる限り、紙面も息をしてほしい。
それが報道ってもんじゃないか。
まあ、正確に言うと“侍ジャパン”というより“高橋宏斗”の記事なんだけど。
それでもいい。
それでいい。高橋宏斗がいれば、それがもう侍ジャパンだ。ありがたいじゃないか。
こういう執念のような愛が、まだ名古屋にはある。湿っぽくて、照れくさくて、でもあったかいやつだ。
では、ぱやばやしてるスポーツ新聞の世界へ。

で、オープニングラウンド。台湾開催。
はい、出ました。謎の開幕戦の日本戦だけ、なぜか名古屋。
なんで。
誰がそんなこと決めた。これはいけない。よくない。こういうのが一番いけない。
こういうことをやるから、アメリカ主導のWBCに対する批判も熱が冷める。
半端な優しさが一番冷たい。
やるならやる、やらないならやらない。
中途半端はいけない。野球は“舞台”であり“戦場”であり、“居場所”でもあるのだから。
まあ、さすがに名古屋だからといって高橋宏斗を無理やり先発させなかったのは、よかった。そこだけは救いだ。
あれをやられたら、もう名古屋が燃えた。
いや、比喩じゃなく。物理的に。味噌煮込みうどんより熱く。でもそうならなかった。まだ理性はあった。
まだ野球は理性を失っていない。
それが何よりだ。
それだけで、今日も俺はビールを飲める。
ありがたい。
本当に、ありがたいじゃないか。