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スーパーラウンド DAY10
🇯🇵日本 3 − 4 アメリカ🇺🇸
前日に雨のためサスペンデッドとなっていた日本対アメリカの試合を、3回表から再開。
中断から引き続き登板の山田陽翔(近江)が3回裏を3人で抑え、4回からは吉村優聖歩(明徳義塾)が6回まで好リリーフ。1点リードで最終7回を迎えたが、エラーにボークで同点にされると、野田海人(九州国際大付)が緊急登板。だがタイムリーを打たれてサヨナラ負けとなった。
3位決定戦
🇯🇵日本 6 − 2 韓国🇰🇷
日本と韓国による銅メダルをかけた3位決定戦。侍ジャパンU-18代表にとっては今大会のラストゲームであり、惨敗した相手に借りを返すチャンスである。
日本は初回に内海優太(広陵)のタイムリーで先制すると、つづく2回表に猛攻を仕掛ける。1死満塁のチャンスをつくると、前回完全に抑えられた163キロ右腕のキム・ソヒョンから、松尾汐恩(大阪桐蔭)や渡部海(智弁和歌山)らがタイムリーを放ち5点を奪った。
日本の先発は生盛亜夢太(興南)で、4回を2点に抑えて、川原嗣貴(大阪桐蔭)にスイッチ。川原は残る3イニングを1安打無失点に抑えて日本を勝利に導いた!
侍ジャパンU-18代表、銅メダル!
決勝戦
🇺🇸アメリカ 5 − 1 台湾🇹🇼
台湾の2連覇となるか、2大会ぶりのアメリカ優勝となるか。
2回裏に台湾が1点を先制するが、4回表にアメリカは同点に追いつく。さらに5回表に1点を取り勝ち越す。1点差のまま迎えた最終回に、アメリカは4番ブライス・エルドリッジの3ランホームランが飛び出して台湾を突き放した。
第30回 WBSC U-18ワールドカップはアメリカの2大会ぶりの優勝となった。恐るべきことに、今年開催されたカテゴリー別のWBSCワールドカップ、U-12にU-15、そして今回のU-18と、すべてをアメリカが制している。
今大会好調だった台湾は惜しくも銀メダルとなった。母国での事態が影響してなければいいのだが。そこが心配である。台湾の一日も早い復興を祈るだけである。
また、大会ベストナインに、投手・川原嗣貴(大阪桐蔭)と捕手・松尾汐恩(大阪桐蔭)が選ばれました。
日本は前回の5位から銅メダルである。悲願の優勝はまたしてもならなかったが、よく持ち直したなと思う。先日に惨敗を喫した韓国を倒しての銅メダルは胸を張ってほしい。
もちろん、木製バットへの対応や選手選考など課題があるのは間違いないし、優勝を目指して戦うのは当たり前なのだが、やはりアンダーカテゴリーの大会、U-12、U-15、U-18の大会では、重要なのは結果よりも経験なのではないかと思う。国内の大会では得られない経験値を国際大会で得られると思う。このゴールドエクスペリエンスがさらに高いレベルで生きてくるはずだろう。
青二才がなにを青臭いことを言ってやがる、といったところだが、まあ、まさにこれは蛇足というやつである。