プエルトリコ代表のフアン・ロドリゲス監督は選考合宿でチームの選手を24名に絞っていく。
「才能ある選手が揃いました。東京オリンピック予選を突破できるでしょう」と元MLBスターの監督は意気込み、また「練習を始めなければなりません。オリンピック予選はカリビアンカップ終了から2週間後にありますので、もう時間がないのです」とも語った。
プエルトリコ野球連盟は東京五輪アメリカ大陸予選に向けて35名の選手を選抜し、4月6日から合宿を始めた。プエルトリコ代表は毎週木曜日に調整試合を行い、5月初めに行われるカリビアンベースボールカップが始まるまでに最終選考の24名を決定する。
プエルトリコ代表は主に国内リーグの選手が選出されているが、メジャー経験のある選手も選ばれている。
プエルトリコ代表監督はフアン・ロドリゲスで、2019プレミア12につづいて監督をつとめる。現役時代はテキサス・レンジャーズなどで活躍した外野手で、本塁打王、打点王にシーズンMVPを2回受賞している。
フアン・ロドリゲスは2018年からプエルトリコ代表監督に就任し、2018中央アメリカ・カリブ海競技大会と2019パンアメリカンゲームズでチームを金メダルに導いている。
プエルトリコ代表拡大ロースターに招集されている選手の中にはメジャー経験者もいる。
内野手では元レッド・ソックスのイバン・デヘスース・アルバレス・ジュニア、マーリンズでメジャーデビューしたオジー・マルティネス、オリオールズでメジャーデビューのレイ・ナバロなどがいる。
プエルトリコ代表は東京五輪予選も兼ねていた2019プレミア12では10位に終わった。現在のWBSC世界野球ランキングでは11位である。