WBSC(世界野球ソフトボール連盟)は、新型コロナウィルス感染拡大で延期されていた野球の東京五輪予選となるアメリカ大陸予選を6月上旬に米フロリダ州で、世界最終予選を同16~20日に台湾の台中で開催すると発表した。
東京オリンピック野球競技は6ヶ国・地域で争われる。現在出場が決定しているのは開催国枠の日本、プレミア12で2位・3位となった韓国・メキシコ、アフリカ/ヨーロッパ予選1位のイスラエルの4ヶ国である。
アメリカ大陸予選はアメリカ、キューバなど8ヶ国が参加し、1位が出場権を獲得する。
世界最終予選は台湾、オーストラリア、オランダ、中国、アメリカ大陸予選2、3位が参加し最終の1枠を争う。
アメリカ大陸予選組分け
グループA
アメリカ
ドミニカ共和国
プエルトリコ
ニカラグア
グループB
キューバ
ベネズエラ
カナダ
コロンビア
どちらの予選も出場権を獲得できるのは1位の国のみである。アメリカ大陸予選は2位と3位が世界最終予選にまわれるが、厳しいことに変わりはない。そもそもオリンピックへの出場国が6ヶ国というのが少ないんだよなあ。というか野球とオリンピックの相性が良くないのだろう。オリンピックで世界に野球をアピールしたいのはわかるが、1984年のロス五輪から2008年の北京五輪までにその効果がどれくらいあったのか。まあ昔に比べればヨーロッパなどへの普及も進んだかもしれないが、理想はまだ遥か先だろう。結局はメジャーリーガーですから。
さて、日本における一般ピープルへのワクチン接種がいつになるのかわからないこの現状で安心・安全な東京オリンピックを開催することができるのか未だにわからない。無観客開催なのか、日本人のみの有観客開催となるのか、中止か、延期か、どうなるのか。予選ですら開催されるのか怪しいところだ。
なんかもう、世界がリセットできるまで全部一切合切中止にしてしまったほうが早いのではないかと思わないでもない。