3月5日、6日に開催予定だった侍ジャパン・トップチームの強化試合である「侍ジャパンシリーズ2022」台湾戦の中止が決定した。
当然のことに、新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大にともなう決定である。中華職業棒球大連盟(CPBL)から、選手の安全およびシーズン開幕への影響を懸念し、話し合いの申し入れがあったようで、最終的に中止の決定となったようである。
まあ、仕方ないなあ、と思うし、こうなるだろうなあとも思っていたが、もしかすると、とも思っていた。なかなか辛い時代である。
若手中心の人選ということで、栗山新監督らしい選考も見たかったし、2023WBCに向けて新戦力となりそうな選手の台頭をこの目で見たかった。この見極めというのは、所属チームでのレギュラーシーズンの試合だけでは足りないものなのだ。代表でのプレーを見たいのだ。