アロー。
平成21年3月17日の日刊スポーツ。
WBCは、2009年の第2回までは2次ラウンド以降からはアメリカで開催されていた。今では2次ラウンド(第5回は準々決勝)までは東京でも開催されいて日本の野球ファンとしては有り難いが、2次ラウンドからアメリカ、というのも国際大会らしくていいのではないかと思うが。
アウェイ、ビジターでの厳しい戦いによって積まれていく経験値もあるだろう。
2次ラウンドの初戦はキューバ。170キロを投げるなどと、噂だけが独り歩きしていた感じの謎のキューバの左腕・チャップマンと松坂大輔の投げ合い。
「パパ頑張ったね」というのは松坂大輔の長男の1歳の誕生日だったからのようだ。こういう感じが実にスポーツ新聞らしい。
つなぐ野球でチャップマンを攻略した侍ジャパン。キューバ代表の完封負けは、シドニー五輪決勝のアメリカ戦以来だそうだ。
2次ラウンド第2戦は韓国戦。
WBC2009では3戦目となる韓国戦に向けての記事である。大会を通じて調子の上がらないイチローへの期待感。そして先発予定のダルビッシュ。
キューバ代表が弱体化し始めた頃だろうか。この大会ではキューバは2次ラウンド敗退である。