アロー。
平成21年３月24日の日刊スポーツ。
前大会では、神審判ボブ・デビッドソンのやらかしもあり敗戦を喫したアメリカ戦。その敗戦から３年後にリベンジの場を設けてくれた野球の神様には感謝せねばなるまい。
先発はメジャーリーガーとなって日本代表に復帰した松坂大輔。
なかなか調子が上がらない藤川球児に代えて守護神に任命されたダルビッシュ有。この配置転換が、ある意味では決勝戦のドラマを生むことになる。
日本野球のお家芸であるスモールベースボールの完成形に近い姿が、この大会の侍ジャパンではなかったかと思う。
アメリカ代表が完璧なトップチームだったかと言われれば、いや、となってしまうが、それでも、アメリカの地で、アメリカ代表に、日本が積み重ねてきたスタイルで勝利したのである。
歴史的勝利の日である。
アメリカ相手にはやはり強いイチロー。前大会のアメリカ戦では先頭打者ホームランをぶちかましてくれた。
でも気になるのは左下の「清原の切手」の広告ではないだろうか。この頃のイチローは清原に親近感を持ってたんだよね。関係ないけど。
WBCでは負け知らずの松坂大輔。
オリンピックでは大一番で勝てなかった松坂だったが、WBCでは無敵の６連勝である。
