1980 世界アマチュア野球選手権大会
引っ越しの際に色々と整理していたら、色々と色々なものが出土したので、せっかくなので侍ジャパン、すなわち野球日本代表に関する色々なグッズ等を紹介していきたい。
といっても、たいしたものはない。大谷翔平のサインとかイチローの実使用とか、そういうものはまったくない。あまり興味がないからだ。
あるのはチラシとか使用済みチケットとか、会場で配布されたものなど。期待されると申し訳なくなるようなものばかりである。でもまあ、個人的には思い入れがあるものばかりなんだよな。
まずは、1980年に日本で開催された、野球の世界選手権大会のチケットだ。
父親が見に行ったものである。
この大会は後に野球ワールドカップとなり、1998年の第33回大会からはプロ選手の出場が解禁となった。つまりはそれまではアマチュア選手のみの大会であって、というか野球の国際大会はアマチュア選手のみの大会だったので、アマチュア選手しかいないキューバがめっちゃ強かったわけである。
日本開催で、チケットにあるとおり、後楽園スタジアムと横浜スタジアムで開催された。
日本代表には原辰徳、石毛宏典、中尾孝義などが選出されていた。
この大会の優勝はキューバ。準優勝は韓国で、開催国の日本は３位だった。
ところでこのチケットは特別席券とある。果たしてどのような座席だったのだろう。価格は2000円。
野球界の最高峰の大会だったが、2006年に初のメジャーリーガー参加の大会となったワールド・ベースボール・クラシックが開催されたことにより、ワールドカップは存在意義を失い、2011年の第39回大会が最後の大会となった。
今ではチケットはスマホチケットとなり、紙のデザインチケットなんて過去の遺物で、どうでもいいものとなってしまった。
まあ、僕は今でも西武ライオンズの試合ではスマホチケットではなく必ず紙のデザインチケットを球場で発券している。
そして試合後も捨てずに保管しておく。
問題は今の国際大会で、紙のチケットはコンビニ発券でデザイン性は皆無である。とてもつまらない。たまに招待券などでデザインチケットがあることもあるが、招待されないのでなかなか入手することができない。
さらには欲しいと思っている人もあまりいないのか、使用済みチケットなどがメルカリ、ヤフオクなどで出回ることもあまりない。
哀しい。
