くたばれコロナ!とりあえず小さくたって大きな声で叫ばなければ気がすまぬ。昨日も今日も。
4年に一度の地味な趣味だった「週刊ベースボール」の日本代表特集記事のスクラップも、このあたりから少しずつ頻度が増していく。
それでもまだこの頃は大会前後くらいの記事だけである。今後は国際試合も増えて、さらにスクラップせねばならぬ記事が増えていくのである。
2006年の新春合併特大号でWBC展望号である。
スーツ姿の松坂大輔が表紙だ。松坂の表紙登場は非常に多い。日本代表Wエースとして松坂、上原のインタビューが掲載されている。
さらには現ライオンズ監督の辻コーチと侍ジャパンU-15代表の監督である鹿取コーチの対談、主要出場国の戦力分析などが載っている。
2006WBC開幕前の展望特集である。
川崎宗則と青木宣親の対談、藤田宗一、薮田安彦、藤川球児の対談、多村仁インタビューにアジアラウンド出場国選手名鑑など盛りだくさんの内容である。
表紙の日の丸は編集部員が思いつきで池袋の東急ハンズで2100円で買ってきたものであるが、キャンプ地や代表合宿などを巡って、最終的に代表チーム全選手・監督・コーチのサインを集めたものになった。ちなみにイチローのサインは王監督の近く、日の丸の右下あたりにあります。
アジアラウンド徹底レビューに、土井淳、高木豊、川口和久らの解説、第2ラウンドであるアナハイムラウンドに向けて、対戦の可能性があるアメリカ・メキシコ・カナダの戦力分析などが掲載されている。
王監督とイチローのツーショットが表紙を飾った優勝記念、総決算特集である。
これは見たことがある方も多いのではないか。
もう二度とないであろう日本球界のレジェンド二人である。実に美しいではないか。
決勝ラウンド詳報、日本代表WBC戦記として大会を総括、上原浩治の単独インタビュー、大塚昌則のWBC優勝記念拡大万歳コラムなどが掲載されている。
国際大会で優勝すると、このような最上級の扱いがなされるのだ。五郎は記念に二冊買った。
優勝すると、毎年の日本シリーズ総決算号みたいに、別冊扱いで総決算号が出版される。おそらく、野球日本代表では初の総決算号だと思う。
この2006年はまだ侍ジャパンではなく、監督名ジャパンだった。実に姿勢のいい姿で胴上げされる王監督が表紙の問答無用の永久保存版だ。
とにかく、「総決算号」という言葉に弱い、ということを改めて認識した。
一人一人がそれぞれの場所で踏ん張るんだ!がんばらない!怠けないこと!
そんな感じで。