WBC2023
1次ラウンド プール C
🇺🇸 アメリカ代表
🇲🇽 メキシコ代表
🇨🇦 カナダ代表
🇨🇴 コロンビア代表
🇬🇧 イギリス代表
前大会まではWBC本選出場は16ヶ国で、1次ラウンドは各プール4ヶ国のリーグ戦で争われていたが、今回からは出場が20ヶ国となり、1次ラウンドは5ヶ国で戦うことになった。
1次ラウンドは4つのプールに分けられ、それぞれのプールは東京、台中、フェニックス、マイアミが会場となっている。プールCはアメリカ・フェニックスで開催される。
侍ジャパンとは決勝ラウンドで対戦する可能性があるチームとなる。
プールC最後の国は、グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国。
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イギリス代表について
サッカーやラグビーのナショナルチームはイングランド、スコットランド、北アイルランド(ラグビーではアイルランドとの統一チーム)、ウェールズの4つの代表チームとなるが、野球は全英、すなわちイギリス代表となる。
まだ、世界レベルの国際大会への出場はほとんどなく、今回のWBCが初めてといっていい。
だが、実は野球ワールドカップ(現在は廃止)の初代チャンピオン国である。といっても出場国はイギリスとアメリカの2チームだけだったが。
代表チームはイギリスのナショナル・ベースボール・リーグの選手、いわゆる国内組は皆無で、海外組、すなわちMLBのマイナーリーガーや米独立リーグの選手たちで編成されている。
主な国際大会の成績
ワールド・ベースボール・クラシック
2006年 不参加
2009年 不参加
2013年 予選敗退
2017年 予選敗退
オリンピック
1984年 ロス五輪 ヨーロッパ予選敗退
1988年 ソウル五輪 ヨーロッパ予選敗退
1992年 バルセロナ五輪 ヨーロッパ予選敗退
1996年 アトランタ五輪 ヨーロッパ予選敗退
2000年 シドニー五輪 ヨーロッパ予選敗退
2004年 アテネ五輪 ヨーロッパ予選敗退
2008年 北京五輪 世界最終予選辞退
2021年 東京五輪 ヨーロッパ予選敗退
WBSCプレミア12
2015年 不参加(ランキング外のため)
2019年 不参加(ランキング外のため)
WBC2023 イギリス代表メンバー
投手
イアン・ジバウト(シンシナティR 🇺🇸)
アンドレ・スクラブ (ヒューストンA傘下 🇺🇸)
グラハム・スプランカー (タンパベイR傘下 🇺🇸)
キャム・オップ (ニューヨークM傘下 🇺🇸)
ターナイ・トーマス (ピッツバーグP傘下 🇺🇸)
ドノバン・ベノワ (シンシナティR傘下 🇺🇸)
ライアン・ロング (ボルティモアO傘下 🇺🇸)
マイケル・ピーターセン (ロッキーズ傘下 🇺🇸)
ジョセフ・キング (セントルイスC傘下 🇺🇸)
アキール・モリス (独立リーグ 🇺🇸)
マッケンジー・ミルズ (マルガリータ 🇻🇪)
タイラー・ヴィザ (中信兄弟 🇹🇼)
バンス・ウォーリー (FA)
ダニエル・クーパー (FA)
マイケル・ロート (FA)
アレックス・ウェブ (FA)
捕手
ハリー・フォード (シアトルM傘下 🇺🇸)
ウラル・フォーブス (フランクリン・ピアス大学 🇺🇸)
内野手
ルーシャス・フォックス (ワシントンN 🇺🇸)
B.J.マレー・ジュニア (シカゴC傘下 🇺🇸)
アレックス・クロスビー (独立リーグ 🇺🇸)
ジャスティン・ワイリー (独立リーグ 🇺🇸)
ニック・ウォード (独立リーグ 🇺🇸)
ダーネル・スウィーニー (FA)
外野手
トレイス・トンプソン (ロサンゼルスD 🇺🇸)
デショーン・ノールズ (ロサンゼルスA傘下 🇺🇸)
チャベス・ヤング (ピッツバーグP傘下 🇺🇸)
マット・コペルニアック (セントルイスC傘下 🇺🇸)
アンファニー・セイモアー (独立リーグ 🇺🇸)
スタメン予想
1. 捕 ハリー・フォード
2. 左 チャベス・ヤング
3. 右 トレイス・トンプソン
4. 三 ダーネル・スウィーニー
5. 遊 ニック・ウォード
6. 一 アレックス・クロスビー
7. 指 ジャスティン・ワイリー
8. 二 ルーシャス・フォックス
9. 中 アンファニー・セイモアー
注目の選手
投手
イアン・ジバウト(シンシナティR )
クセの少ない4シームにチェンジアップ、スライダーを投げる右腕。
現役メジャーリーガーではあるが、実績はあまりない。WBCでの活躍次第では日本に来る可能性も。
捕手
ハリー・フォード (シアトルM傘下 )
身体能力が非常に高い、イギリス代表期待のプレイヤー。ずば抜けた選球眼の持ち主でもある。
外野手
トレイス・トンプソン (ロサンゼルスD )
計11球団を渡り歩いたジャーニーマン。阪神タイガースなど、NPB移籍の話もある。