侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームに関する二、三の事柄

【侍ジャパン 日韓戦の歴史】

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ロス五輪以降の主な日韓戦の歴史をまとめてみた。オリンピックとプロ選手が参加した大会に絞っているので、これで全てではないが、まあ、だいたいこんな感じである。やはりすべての野球ファンの胸に刻まれているのは2009年のWBC決勝だろうか。

1984ロス五輪

予選リーグ青組第1戦

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JPN 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
KOR 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

(日)吉田幸、宮本、伊東─嶋田

当時の日本は韓国に苦戦を強いられていた。その状況で大事な予選リーグの初戦が韓国戦である。ここで勝てたのが、大会での大進撃につながったのだ。

1988ソウル五輪

準決勝
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
KOR 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1
JPN 0 0 0 0 0 0 1 2 X 3

(日)石井、潮崎、野茂─古田
【本】中島

ものすごいリレーである。キャッチャーは古田。ソウル五輪日本代表は語り継がれる伝説のジャパンである。

1996アトランタ五輪

予選リーグ第6戦
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 R
KOR 1 0 0 0 0 3 0 4
JPN 0 0 2 3 5 3 1 14

(日)小桧山、杉浦─高見
予選リーグ序盤で3連敗を喫するというヤバい状況の日本代表だったが、後半戦で調子を取り戻し韓国戦はコールド勝ちである。

1999アジア選手権

決勝リーグ戦3戦
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JPN 0 0 0 2 0 1 0 0 0 3
KOR 0 0 0 1 0 3 1 0 X 5

(日)小池、高橋薫、石川、山田─古田
韓国戦前にシドニー五輪出場権を得ていた日本。国際大会において日本は韓国に五連敗中であったが、それでも太田垣監督は勝利よりも経験を優先し、アマ選手を多く起用した。それが裏目に出たのか逆転負けを喫する。対韓国戦六連敗となった。この結果がシドニー五輪に影響を及ぼしたかどうかはわからない。もしかすると経験を積むべきはプロ選手の方だったかもしれない。

2000シドニー五輪

決勝リーグ第6戦
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
KOR 4 0 0 0 0 0 1 0 0 2 7
JPN 2 0 0 0 1 0 2 0 0 1 6

(日)松坂、土井─鈴木郁
【本】沖原


3位決定戦
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JPN 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
KOR 0 0 0 0 0 0 0 3 x 3

(日)松坂─鈴木郁

2003アジア選手権

決勝リーグ
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JPN 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2
KOR 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

(日)和田、黒田、岩瀬、小林雅─城島

2006WBC

アジアラウンド第3戦
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
KOR 0 0 0 0 1 0 0 2 0 3
JPN 1 1 0 0 0 0 0 0 0 2

(日)渡辺俊、藤田、杉内、石井弘、藤川、大塚─里崎


2次ラウンド
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
KOR 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2
JPN 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1

(日)渡辺俊、杉内、藤川、大塚─里崎


準決勝
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JPN 0 0 0 0 0 0 5 1 0 6
KOR 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

(日)上原、薮田、大塚─里崎
【本】福留、多村

2008北京五輪

予選リーグ第4戦
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
KOR 0 0 0 0 0 0 2 0 3 5
JPN 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3

(日)和田、川上、岩瀬─阿部
【本】新井


準決勝
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JPN 1 0 1 0 0 0 0 0 0 2
KOR 0 0 0 1 0 0 1 4 X 6

(日)杉内、川上、成瀬、藤川、岩瀬、涌井─矢野

2009WBC

東京ラウンド GAME4
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 R
JPN 3 5 0 1 2 2 1 14
KOR 2 0 0 0 0 0 0 2

(日)松阪、渡辺俊、杉内、岩田─城島
【本】村田、城島


東京ラウンドGAME6
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
KOR 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1
JPN 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

(日)岩隈、杉内、馬原、ダルビッシュ、山口、藤川─城島


サンディエゴラウンドGAME4
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JPN 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
KOR 3 0 0 0 0 0 0 1 X 4

(日)ダルビッシュ、山口、渡辺俊、涌井、岩田、田中─城島、石原


サンディエゴラウンドGAME6
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
JPN 0 2 0 0 1 0 0 3 1 6
KOR 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2

(日)内海、小松、田中、山口、涌井、馬原、藤川─阿部
【本】内川


決勝
韓国vs日本

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
JPN 0 0 1 0 0 0 1 1 0 2 5
KOR 0 0 0 0 1 0 0 1 1 0 3

(日)岩隈、杉内、ダルビッシュ─城島

2015世界野球プレミア12

1次ラウンド グループB GAME1
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
KOR 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
JPN 0 2 0 0 1 1 0 1 0 5

(日)大谷、則本、松井─嶋
【本】坂本


準決勝
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
KOR 0 0 0 0 0 0 0 0 4 4
JPN 0 0 0 3 0 0 0 0 0 3

(日)大谷、則本、松井、増井─嶋

2017アジアプロ野球CS

予選リーグ
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
KOR 0 0 0 4 0 0 0 0 0 3 7
JPN 0 0 1 0 0 2 0 0 1 4X 8

(日)薮田、近藤、多和田、石崎、野田、山崎、又吉、堀─甲斐、田村
【本】山川、上林


決勝
日本vs韓国

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
KOR 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
JPN 0 0 0 1 3 2 1 0 0 7

(日)田口、石崎、山崎
【本】西川



掲載した試合の成績は侍ジャパンの11勝10敗である。見事に均衡している。あらためて振り返ってみると、2009WBC決勝の記憶が強烈すぎて忘れてるのか・忘れようとしているのか、韓国戦は辛い記憶のほうが多い、ということを再確認した。
シドニー五輪では予選、3位決定戦で負けている。北京五輪でも予選、そして準決勝で敗戦。前回の世界野球プレミア12では準決勝で悪夢としか言いようがない、歴史に残る逆転負けを喫した。どうもオリンピックでは韓国に大事なところで負けてしまう。WBCでは逆に重要な局面で勝ってきている。だが、伝説の09WBC決勝以降は韓国とはWBCで対戦していない。次回の2021WBCではぜひとも韓国との対戦があればいいのだが。
明日は世界野球プレミア12の決勝戦である。侍ジャパンが主要国際大会で決勝に進出するのは10年ぶりである。すなわち、あの09WBC決勝以来なのだ。しかもカードは10年前と同じ韓国戦。前回のプレミア12準決勝での借りを返す試合でもある。非常にワクワクしています。暮らす世間が盛り上がろうが、盛り下がろうが。