アロー。
平成21年3月10日スポーツニッポン。
1次ラウンドの順位決定戦となる、2度目の韓国戦である。この大会では決勝戦までで日韓戦が5度もあり、WBC日韓シリーズとも言われた。
2006年のイチローによる「30年発言」から始まった因縁の日韓戦第1章は、北京五輪をはさみ、2009年のWBCで完結したのである。
イチローはとにかく、韓国には負けたくないようである。第1戦ではコールド勝ちだったのに、第2戦では1点も奪えずに完封負け。
まあ、「腹が立つ」わな。
この試合も東京ドームで現地観戦していたが、先日のコールド勝ちなど忘却の彼方へ。どよーんとした気持ちで帰途についた。
4回表の韓国の、先制で決勝点となるタイムリーの前に、テレビ中継では解説の古田が三塁の村田はラインに寄ったほうがよいと進言していたようだが、まさにその心配が的中し、金泰均の打球が村田の脇をすり抜けていった。
この1点が最後まで重くのしかかった。
次の2次ラウンドとなる、サンディエゴラウンド初戦に対戦することになりそうなキューバ代表を解説している。
セペダやデスパイネらの計6本のホームランを、キューババババババン、と表現するのがスポーツ新聞なわけである。
この頃から、キューバにチャップマンというヤバいのがいると話題日なりはじめた。