アロー。
平成19年12月4日のスポーツニッポン。
この頃はスポーツ新聞をコレクトする、収集するという意識は希薄で、まあ記念に買っておこうよ、くらいのもんだった。なので保管はとても雑だったわけだが、今はファイル収納して大切に保管しています。
さらには、この頃は深く考えずに買っていたのでニッカンだったりスポニチだったりサンスポだったりする。統一しておけばよかったかなあと今になって思ったりするのである。推しのスポーツ新聞は特にないんですけども。
北京五輪アジア地区予選最終戦の台湾戦。勝てば北京五輪行きの切符を手にすることができる大一番である。
とにかくずっしりと重い三日間だった。台湾での大会というのがまた、たまらないのだ。東京ドームなどで一体となって応援して観戦するのはもちろん最高なのだが、アウェイの試合もやはりいい。より、国際大会らしさか出る。
この試合、結果は10対2の大差のついた試合だが、7回までは1点ビハインドの展開だったのだ。
6回裏に先発ダルビッシュが、台湾代表の主砲・陳金鋒(昨年のアジチャンに出場した台湾代表の監督だ!)に逆転ホームランを打たれてしまったのだ。
どうなっちまうんだよ、なんてハラハラしながら見ていた7回表、無死満塁のチャンスに、誰も予想しなかったサインが出る。
伝説の大村三郎(サブローです)のスクイズだ!
痺れた!
ここから星野ジャパンはチャンスを広げて大量点を奪うのである。
ラスト2イニングは藤川球児→上原浩治という興奮度マックスリレーで台湾の反撃を封じ、星野ジャパンは北京五輪行きを決めた。
オリンピック予選、最高すぎる。