侍ジャパンと、ユニフォームと

野球日本代表、すなわち侍ジャパンのユニフォームに関する二、三の事柄

【WBSCプレミア12オープニングラウンド展望 グループC篇】

 WBSCプレミア12オープニングラウンド展望

グループC

韓国代表

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第1回大会優勝である。
韓国代表監督は宣銅烈(元中日)がプレミア12、東京五輪まで率いる予定であったが、アジア大会の選手選考の際に兵役免除にあたる選手の選考に不透明な点があったと指摘され辞意を表明。北京五輪で金メダルを獲得した金卿文が監督に就任した。その他政治絡みの怪しい報道もあったが、とにかく色々と面倒な国である。
投手陣の柱は金廣鉉梁玹種の両左腕。金廣鉉は北京五輪でやられ、09WBCで返り討ちにしたことで記憶にあるファンも多いだろう。攻守で中心となりそうなのは捕手で今季の首位打者・梁義智だ。長打を警戒すべきなのは代表チーム最年長の一塁手朴炳鎬と三塁手崔 廷、外野の金宰煥らである。打と走で要注意は二塁手の朴珉宇、遊撃手の金河成たちだ。そして若手で注目は李鍾範(元中日)の長男で21歳の李正厚だろう。2017年に韓国リーグで新人王を受賞している。次世代のスター候補である。

カナダ代表

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第1回大会5位である。
前回大会ではチーム防御率1.83という安定した投手陣を擁していたが、チーム打率が.206と打線が爆発することなく終わってしまった。珍しく投高打低の国である。
投手陣には今シーズンでの引退を表明した巨人のマシソンがいる。彼の引退を花道で飾ることができるだろうか。打線は引退したジャスティン・モーノーが率いる。ツインズで特別補佐に就任していたモーノーだがブランクは大丈夫なのだろうか。チーム編成はMLBマイナーリーグ、北米独立リーグであるカナディアン・アメリカン・リーグ所属の選手が中心である。

キューバ代表

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第1回大会6位である。
国際大会にプロ選手が参加するようになってからは以前のような輝きは失われてしまった。また、主力選手のアメリカへの亡命が相次ぎ代表チームの弱体化も問題だ。とはいえアメリカとの国交が完全に断絶していた時代とは違い、亡命=代表招集なし、というわけでもないようだ。まだ先の話かもしれないが、WBCではメジャー組参加のキューバ代表が見られるかもしれない。現に、かつてアメリカへ亡命してドジャースに入団したアルエバルエナは今年から国内リーグに復帰し、代表にも選ばれている。アクロバティックな守備が売りのショートストップで、13WBCでの日本戦にも出場していた選手だ。
セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル、すなわちキューバの国内リーグの選手を中心に、NPB所属選手が6人招集されている。国内リーグが打高投低な面があるので、やはり代表チームも同じようになるだろう。海外組となるデスパイネグラシアルらの活躍が楽しみである。だが投手陣が波もなく安定してくれればいいが、決して楽ではないし、スーパーラウンド進出も安泰ではない。カナダ戦が重要となってくるだろう。

オーストラリア代表

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第1回大会不出場。
ランキングが上がり、前回出場のイタリアに代わり初出場となった。国内ウインターリーグであるABL所属選手とマイナーリーガーが中心のチーム編成である。引退したサイドスローのベテラン投手ピーター・モイランが選出されている。2014年に東北楽天でプレーしたトラビス・ブラックリー、ABL最多勝のスティーブン・ケントなどが投手陣を支える。独立リーグの石川ミリオンスターズでプレーしたライアン・サールもいる。
野手では代表常連の捕手アラン・デ・サンミゲル、ユーティリティプレイヤーのルーク・ヒューズに遊撃手ローガン・ウェイドなどが固める。だが投打ともに上位に食い込むには厳しい状況である。で、監督は元中日のディンゴことデーブ・ニルソンである。投手コーチは元阪神のクリス・オクスプリングである。ちなみにオーストラリア代表は東京府中市でキャンプしてます。興味のある方は見学に行ってみてはどうだろうか。詳細は府中市のホームページにて。

順当に考えれば韓国・キューバがスーパーラウンドに進出しそうだが、カナダも侮れない。カナダは前大会では6チームずつのオープニングラウンドを全勝で突破しているのだ。キューバにも勝っている。準々決勝でメキシコに惜しくも敗れたが、とにかく投手陣が安定していたのである。グループCはやはりカナダ戦が注目である。

 

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