東京オリンピック、1年延期だねえ、みたいな感じだけどやることはやるでしょ、っていう1年くらい前に侍ジャパンの歴代ユニフォーム五輪編をまとめたのだが、WBC編を忘れていたな、ということを思い出したので、東京オリンピックが完全に中止になるか、またまた延期になるかが決定してしまう前にやっておく。
2006WBC
記念すべき第1回WBCである。メジャーリーガーを含めたプロによるプロのための初めての野球の国際大会である。やはり、真の世界一決定戦は一つでいいのである。
そんな第1回WBCにふさわしいのはやはり王監督のユニフォームだろう。オーセンティックです。
ホーム用が王監督なら、ビジター用はイチロー以外は考えられない。イチローが日本代表に!というだけで興奮したのも今は昔。
こちらもオーセンティック。というかビジター用のレプリカは販売されていない。
2009WBC
ドラマティックな展開から優勝した前大会のMVP松坂大輔が、メジャーリーガーとなって参戦した第2回WBCである。この大会から野球日本代表を侍ジャパンと呼ぶようになった。
シャンパンファイトでの原監督による「お前さんたちは強い侍になった!」は名言。
現時点でイチローの最後の侍ジャパンのユニフォームである。あの伝説の決勝戦を最後にイチローは日本代表からは卒業している。でもいつかは日本のために。
2013WBC
2連覇を達成してしまい、イチローが若手に道を譲り、参加・不参加で揉めたしまって、メジャーリーガーが一人も参加せず、なんだか半端感が否めなくなった第3回。
まるで無かっかのような印象のユニフォームである。誰が悪いわけでもないのに。
色々とマイナス面ばかりがクローズアップされてしまった大会のせいか、大幅にリニューアルされたビジターユニですら印象がとても薄い。
東京ラウンド台湾戦の起死回生の鳥谷の盗塁と井端の同点タイムリーがなかったら、大会そのものが忘れ去られていた可能性も。
2017WBC
侍ジャパン4ヵ年計画とも言える、侍ジャパン常設化を2013年にスタートさせ、小久保裕紀がトップチーム監督に就任してユニフォームも一新された。で、このタイプはそのデザインをマイナーチェンジした、WBC出場のトップチーム用のユニフォームである。
所々にゴールドが散りばめられています。
もともとアマチュアの野球日本代表は4年ごとのオリンピックでの金メダル獲得が最大目標で、そのためにオリンピック終了後に新チームが形づくられ、新たな4ヵ年計画が始まるわけだが、2013年からの4ヵ年計画は五輪ではなくWBC優勝が最大目標となった。まあ、そのへんは東京オリンピック侍ジャパンメンバー予想2021アップデート版であらためて書く。
実はこのビジター用ユニフォーム、かなり好きなユニフォームである。個人的には。
さて、どうなる。日本。